 井 手氏のスピーチは、「企業は何故存在するのか」と言うフィロソフィカルな命題から始まりました。「経済的な利益のみならず、社会的な利益を創出できない企 業は存在価値がない」とまず切り出され、来場者は皆はっとしました。こうした存在価値は、「世のため、人のために事業を行おうとする経営者の強い信念」な くては実現できないし、ましてや企業が存立の危機に立たされたときにこれを乗り切るにはこうした信念なしには不可能であると説かれました。 そ の後、事業目的の立て方、組織運営の進め方、企業外部から協力を得る方法等々、より具体的な経営方法について、と話は発展していきました。東芝の研究員か ら一念発起して脱サラし、シリコンバレーでPIXERAを設立されて早や8年。井手氏の話には実体験に裏打ちされた貴重な話がちりばめられていました。そ して最後に、「一度だけの人生、精一杯頑張りましょう」と参加者に呼びかけられました。 井手氏の「熱き思い」に触発され、そのまま自然に出席者全員参加によるホットなディスカッションへと盛り上がって行きました。出席者の一人は「井手さん のお話にとてもインスパイアされました。自分の信念、夢だけはずっと忘れずに、この1年間は死に物狂いで頑張っていきます」と感想を述べていました。
抽象的でつかみどころのない課題である「ミッション」。このテーマに真正面から取り組み、出席者相互にミッションを確立することの意義とその重要性について共通の理解を深めたところで、今回のラウンドテーブルは成功裡に終了しました。
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